(しゅう)(きょう)(しゅう)()(しゅう)()

(ぶっ)(きょう)

(ぶっ)(きょう)

 ぶっきょうとは、ブッダ(ぶっ)をかいとするしゅうきょうのことをいいます。

 ちょくやくは、『ブッダ(ぶっさとりをひらいたもの)のおしえ』となり、りゃくしょうしてぶっきょうといいます。

 ぶっきょうは、インド・ネパールをきょうでんどうけんとする、ブッダによりひらかれました。

 いまから、やく2,500ねんまえ、ブッダのインド・ネパールでは、ヴァルナ(せい制度せいど・バラモン(もん)のはいかいきゅうとはべつに、サマナ(しゃもん)というしゅっしんしゅつわないゆうたちそうがありました。

 ぶっきょうは、このサマナをげんてんとするけいから、ぜんすうはいみんぞくすうはいなどのげんしゅうきょうけいたいがない、ゆうちがあります。

 ぶっきょうは、インド・ネパールのりんそうだつそうもとづき、じんせいは、えいえんつづく、くるしみのりんかえすときます。

 そのくるしみのりんからすことが、さとりのだつであるときます。

 そのさとりのだつは、しゅぎょうによりたっせいできるときます。

 このようなそうから、ぶっきょうには、たいはっしょうどうじゅうえんほういんなどのきょうがあります。

 たいとは、ブッダがしょてんぽうりんせっぽうされたきょうです。

 たいは、たいじったいめったいどうたいのことをいいます。

 たいとは、じんせいくるしみであるとき、じったいとは、くるしみのげんいんぼんのうであるとき、めったいとは、ぼんのうめっしたきょうさとりであるとき、どうたいとは、さとりにいたるためのはっしょうどうきます。

 はっしょうどうとは、しょうけんただしくる)・しょうゆいただしくかんがえる)・しょうただしいこと使つかう)・しょうごうただしいこうおこなう)・しょうみょうただしいせいかつおくる)・しょうしょうじんただしいりょくおこなう)・しょうねんただしいしんねんつ)・しょうじょうただしくこころしずめる)の8とおりのただしいぶつどうのことをいい、そのじっせんしょうれいしています。

 このはっしょうどうは、かいじょうさんがくぶんるいすると、しょうけんしょうゆいかいに、しょうしょうごうしょうみょうじょうに、しょうねんしょうじょうに、しょうしょうじんさんがくぜんぱんがいとうしています。

 じゅうえんとは、かんけいどうえんえん)となり、ものごとしょう)することをいい、12とおりのていせつめいめいらいになっています。

 ほんらいえんとは、げんいんいん)・けっ)がどくりつざいでなく、そうかんけいにあるものをいいます。

 じゅうえんは、みょうまよいのかい)・ぎょうこうよう)・しきしきべつよう・)・みょうしきぶっしつげんしょうからだ〉・せいしんげんしょうこころ〉)・ろくしょげんぜっしん)・そくせっしょくよう)・じゅかんじゅよう)・あいかつあい)・しゅしゅうじゃく)・そんざい)・しょうせいたん)・ろうい・)のことをいい、くるしみのまよいをしょうさいぶんせきしています。

 このじゅうえんは、ぼんのうわく)→こうごう)→のう)のまよいのこんぽんげんいんひょうげんしています。

 ほういんとは、しょぎょうじょうしょほうはんじゃくじょうさんぼういんに、いっさいかいくわえるそうのことをいいます。

 しょぎょうじょうとは、いっさいじょうであり、しょほうとは、いっさいであり、はんじゃくじょうとは、いっさいくるしみからのかいほうさとりであり、いっさいかいとは、いっさいくるしみであるときます。

 ほういんは、ぶっきょうてきそうだいひょうかくであり、ほかしゅうきょうるいません。

 ぶっきょうは、しょぶっきょうぶっきょうたいしゅうぶっきょうじょうぶっきょうしょうじょうぶっきょうだいじょうぶっきょうなどにぶんるいされています。

 じんしん13(552)ねんほんでんらいしたぶっきょうは、げんざい、13しゅうあり、しゅうめいは、ほっそうしゅうりっしゅうごんしゅうしんごんしゅうてんだいしゅうじょうしゅうじょうしんしゅうゆうずうねんぶつしゅうしゅうりんざいしゅうそうとうしゅうおうばくしゅうにちれんしゅうぶんるいされています。

 なお、きゅうよう(コザざん ライカムいん きゅうよう〈コザほんがんおきなわ》〉)のしゅうは、しんらんしょうにんしゅうとするじょうしんしゅうです。